初場所2016にエントリーしてきました&エントリーしたALMAの紹介

東京エフェクターさん主催のイベント 初場所2016

 この中で開催される自作エフェクターコンテスト

同時に個人ビルターのサミットでもありますw

先日納品しエントリーしてきました! なのでこの記事を投稿できます

 

今回僕は四番目のエントリーでした (前回は8番)

昨年は締切日まで連日徹夜して

仮眠してから

六本木にある東京エフェクターさんに納品に行きましたが、

今回は時間に余裕をもてました

今年はリベンジですよ!

ジャパニーズ キアーイ マジデ ハイッテマース!

もうね〜この一年で得た事を詰めましたよ。

 

ココはアレで、ココにはこうして、アレをこうして〜ドーーーン!   ですよ!w

 

あはは

 

そして初めての試みってゆーモノもたくさんあります。

装飾にも もちろん中身にも 色々こだわりありますよ!!!

配線材の固定方法や 配線材の使い分けチョイス

そして長期間 耳で探して見つけた国産FETですね

ココだけの話最初は定番なんでけどJ201でした アレだとLOWが膨らみ過ぎで

もっとシャープに 分離感よく 立ち上がった音を求めて

たどり着いたのが2SK241GRです ラジオには定番のFETらしいですよ

これまた生産終了品なんですよー

値が上がってきてます 一つ¥40だったけど今¥120円です 3倍ですよw

サトーさんが言うには この先もまだあがるみたいです

僕のペダルはね 

見た目がイケてるモノを所有するステイタス

そこらへんも狙っていきたいんですけどねーw

おこがましいですが フェラーリーやハーレーのようにね

 

あはは

 

 

だってみんなもさ、かっこいい奴と かっこつけてない奴

どっちを所有したいかって簡単ジャン?

 

なのでまず紹介するのは  見た目でーす。

箱はCサイズで レイアウトは2フットスイッチ

 

ツマミはW字型に5つ

ALMAって名づけました

ALMAには(魂)(心)(愛)(母) などの意味があります

宇宙観測の巨大展望台から頂きました

パット見は 昨年の欲張りな赤い奴に似せています。    わざとだよ

あはは ←しつこい

 

写真は作った頃

 

 

現在はこんな感じ

 

 

 


(このGREED RED DISTORTIONは近いうちにセルフモディファイしますね)

気付いてくれるかなーw

 

リベンジ狙ってる感をw

イメージ定着させていこうって作戦

 

まあ納品のとき僕のこと覚えてたし、

審査のときに誰かの頭の片隅によぎればいいかなw



でもね 似てるけど 明らかな進化にも直ぐ気がつくってね

今回はアクリルトップです

 

クリアツマミを塗装したモノや

ワッシャーを塗装したモノが

目に飛び込んで来て

成長してるぞ!って露骨に思わせる作戦

(っ塗装ツマミ付けた写真がないw)

納品当日に気に食わなくなって新しく塗ったんですよ

 

それは表を塗らず裏から塗りました

 

 

しかもエフェクトをONにするとコントロールの名称が浮かび上がるギミック。

この辺でGOOD DESIGN賞いただきです!(そんなのはありません笑)

 

塗装は肌触りも気持ちよくしました

 

エフェクターにそこまでする?って所までやる?、むしろそれ以上の事をやる!

 

 

個人ビルダーの作品 外装の水準を底上げw

で、引き算で今回は大好物のロータリースイッチ辞めました。

 

これね

BODY SIDEのロータリースイッチ

 

東京エフェクターさんのコンテストでは

切り替えがたくさんあるものは向いていないんです

(逆にギターマガジンのコンテストには良いかもって思います)

 

このコンテストにはわかりやすさに重点を置いたほうが良いんですよ

うん、ホントに前回言われたんですよ、

色々やる時間が無かった 見つけれなかったって。

 

だからヤメ!排除!

トグルスイッチもホントは好きだけど

切り替えスイッチはナシ!

使う側がわかりにくくなる要因は排除!!

ある意味賭けですよ!

でもね 守備範囲は狭くないですよ!

そこは削りません!

さて、やっとコントロールの解説しますとね

VOLUME  GAIN に逆トライアングル状のトップにくる位置にTONE

お馴染みの配置ですねー

 

分かりやすさ重視でしょ?

もう、迷わないよね?w

VOLUMEは最終位置でのMASTER VOLUME

使い方としては上げ目でいいですね

 

ナチュラルにアンプを酷使した感じが出せます

なのでGAINを上げすぎなくてもいい感じ

 

GAINはTREBLE BOOSTERの様なあがり方します

GAINの歪み幅は大きくとってます

ガッツり歪みます事も可能ですが

LOW GAINのSWEET SPOTが探りやすいです

 

TONEはセンター基準で右に振ればEDGEがキリッとしてきて

右に振れば 甘いの出てきますよ

 

LOW GAIN サウンドには TONEを10時から2時あたりで探ると

気持ちいいの出てきます

HIGH GAINウンドには TONEもFULL UPしちゃいましょう

でもとの時はVOLUMEを少し削ったほうがいい感じにザグッとできます

 

このオーソドックスは3コントロールに加えて

原音をミックスするBLENDを右上に配置

 

エントリーシートに書いた文をコピペ

『最右側のノブはWET/DRYのBLENDです 

左に振り切ると歪みのみが出力され 

右に行くにつれて原音(厳密に言えばバッファーを通ってます)がMIXされていき

右に振り切ると原音のみが出力されます。

 

多弦ギターやダウンチューニングしたギターにも

また、ベースでも充分なローエンドを確保します

その際はBLENDノブの位置は1時から3時の間くらいが程よいです。』

 

うん。 右に行くに連れてDRY音(原音)が加わるんです

単純に歪みだけなら左に振り切ればドライブサウンドのみの出力ですね

 

BLENDすることでロウエンド補ったり 

クリーンサウンドの裏でドライブサウンドが鳴ってるようにだったり

GAINを抑える事に使えます

 

んで最大の特徴がここからですよー

 

右フットスイッチで切り替える

LEVELのノブを右下に配置

 

はい、またエントリーシートのコピペです

『そして一段下がって必殺技のノブのLEVEL 

何のLEVELかって、この正体は、

ギター本体のヴォリューム様な使用感で

入力レベルを下げるものです。

 

予めプリセットしておいた入力レベル値に

右のフットスイッチで一発呼び出しって感じです

ON時は有効になるノブが光ります。 

 

使い方はONでヒズミを抑えるイメージです

ドライブサウンド⇔クランチ といった使い方や

ブースターじゃないけど、普段ONにしておいて、OFFにしてGAIN-UP

又は、ツマミを左に振り切っておけばMUTEスイッチとしても使用可能。』

 

はい ここはさらに分かりやすいように

ツマミを塗ってます

 

しか~も ONにするとノブが光ります。

なので光ればノブが有効状態

LEDが消えてたら無効状態

これなら迷わないですよね?

 

無効状態時にノブを回して・・・

ん?壊れてるのか?なんて事がないように

んで~必殺技って書いたけど

 

これって そう散々作って来たBPVを搭載です。

 

GMコンテストで一時審査を通過できなかった奴です(自虐w)

 

黒帯の審査員を倒すには一泡ふかせる必殺技が必要なんですよ!ね?

 

それが右のフットスイッチでON/OFFするBPV

 

ツインフットスイッチってGAIN-UPって安易に考えれまね

あとはLOW-CUTとか歪みの質を替えるもの

それじゃあヒネリが足りない

 

コレは逆に歪み量を抑えるスイッチになるんですよ!!!

ドーン!

 

簡単に言えば歪みをクランチほどに

ゲインダウンするスイッチ。

 

コレを上手に使うには

他のツマミが適した位置にいるといないじゃよ

 

ON/OFFでの音量バランスが・・

そのためにはある程度GAINを上げておかなければ

最大にポテンシャルを発揮出来ないんですよ。

 

GAIN DOWN をするためには GAIN がある程度 必要で

狙い通りの効果にならないときがあるんです

音量バランスは少し使えば分かりますが

コンテストだと・・・

 

補足がたりなかったって今更おもってます(汗)

 

初見でパッと使うと、

意図しない使われ方をされることもある。

 

昨年はそれが露呈したとも言えるんです。

ビルダーとしての教訓になってますよ

 

制作側は使い方を

美味しい所を導いてあげなきゃ!って思ってるんですが、

エントリーシート書いたときにこの辺ももっと書けばよかった!

 

くやすぃー

 

んでー

この最後にこのページにはツマミのsweet spotをまとめておきます。

 

この構想はオーバードライブを作ったら

やろうって思ってました。

 

気持ち良い音が出るところ

歪み量で何パターンか披露しておけば

GAINをココにした時は他はココらへん狙って!って言っちゃう作戦。

 

ローゲインサウンド

これはVOLUMEはFULL-UPしてGAIN少しだけ上げた

ナチュラルなアンプライクな歪みです

 クランチサウンド

ローゲインサウンドに

BPVをONにして入力LEVELを調節し歪み具合をお好みに

キリっとチャキッとしたサウンドです

 

原音MIXしたドライブサウンド

BLENDを2時~3時辺りで2種類の音が鳴ってるようにすることも出来るます BLENDを9時~11時辺りで、しっかりとした芯があるドライブサウンドに

 

ハイゲインサウンド

ハードロックに似合いそうなハイゲインなドライブサウンドです

そしてTONEをあげてやればエッジが効いた爽快なザクザクDISTORTIONです

 

 

重たい感じのズーンって奴

 ダウンチューニングにオススメ

BLENDをセンター超えで原音を程よく出してあげると原音がロウエンドを補い太くパワーがある音が出せます

 

 

ベースでのドライブサウンド

重たい奴の応用で 

GAINを3くらいかなー

いい感じにギャンギャン 

 

TONEを調節してブリブリ

んまーこんな感じ。 

追記 

エントリーシート をココにはってしまえ!

香川征次郎 34歳 S.S.B.LAB(エス エス ビー ラボ)

サウンドシステムビルダー/構築補助プランナー

神奈川県川崎市高津区 (リハーサルスタジオ スタッフ)

 

昨年のリベンジです気合い入ってますよ!

 

作品名 ALMA(アルマ)

ALMAには(魂)(心)(愛)(母) などの意味があります

 

サウンドのウリは 従来のOVERDRIVEを超える守備範囲の広さをです

幅広い音色が作れ 様々なプレイスタイルに応えられます。

 

一番得意な音はチャキっとしたクランチです。

歪みのレンジは広いほうなのでハイゲインな音もイケます

あわせてTONEを上げるとキレッキレの音でメタリックな事も可能 

その際は少しLEVELを下げ気味で                         

LOW GAINサウンドも絶好です

TONEは10時くらいから1時くらいが、このOVERDRIVEには美味しいと思います。

 

VOLUMEを3時以上にいておけば

GAINはそんなにあげなくても心地よいドライブサウンドです

GAINはBOOSTER的な解釈ですかねー。

 

メインの回路は、あるレジェンドギタリストのサウンドをイメージしオマージュしました。

 

コントロールは左から VOLUME 下がって TONE 丁度中央が GAIN

ココまではオーソドックスな逆トライアングル状の3ノブコントロールです。

 

そして最大の特徴のBLEND と LEVELの2機能。

 

まず最右側のノブはWET/DRYのBLENDです 

左に振り切ると歪みのみが出力され 

右に行くにつれて原音(厳密に言えばバッファーを通ってます)がMIXされていき

右に振り切ると原音のみが出力されます。

 

多弦ギターやダウンチューニングしたギターにも

また、ベースでも充分なローエンドを確保します

その際はBLENDノブの位置は1時から3時の間くらいが程よいです。

 

そして一段下がって必殺技のノブのLEVEL 

何のLEVELかって、この正体は

ギター本体のヴォリューム様な使用感で

入力レベルを下げるものです。

 

予めプリセットしておいた入力レベル値に

右のフットスイッチで一発呼び出しって感じです

ON時は有効になるノブが光ります。 

 

使い方はONでヒズミを抑えるイメージです

ドライブサウンド⇔クランチ といった使い方や

ブースターじゃないけど、普段ONにしておいて、OFFにしてGAIN-UP

又は、ツマミを左に振り切っておけばMUTEスイッチとしても使用可能。

 

回路はデスクリートで、プラスしてモダンなテイストを加えたものです

こだわりは長期間 耳で探して見つけた国産FETです。

 

配線材の固定方法やチョイス、使い方もこだわりのポイントです。

 

それと僕の塗装ですね 

ケースはもちろんツマミも自家塗装です。

今回は宇宙から見た地球をイメージしつつ自分らしさ 

よく見ると青く塗った部分はランダムではなくS S Bって文字になっています 

それとアクリルに手彫りの彫刻は今回始めてやりました

LEDに反応してコントロール名が浮かぶギミックです。

 

昨年の初場所2015で得た教訓と、

この一年で得た様々な事を今回余すことなく注ぎこみました 

仲間もたくさん出来て 技術や知識も飛躍出来ました

今日は僕のALMAで優勝するために来ました


S.S.B.LAB 

E-MAIL s.s.b.labo@gmail.com