天面のコントロールは左から
VOLUME TONE GAIN LEVEL です
天面のフットスイッチは左側がBYPASS/ON 右側がPRE-GAINのLEVELのON/OFF です
VOLUMEはマスターヴォリュームです 全体の最終音量を定めます
TONEはLOW-PASS(ハイカット)です
右に振っていくとヌケが煌びやかに
左に振っていくと篭るタイプです
GAINは歪み量です LOW-GAINタイプの本機は全開でも激しく歪みません
フルテンにすれば意外とシッカリと歪みます
GAINを抑えてクリーンブースターの様な使い方も出来ます
LEVELは入力LEVELを操作するPRE-GAINの働きです
このLEVELをPRESETとして
右フットスイッチで呼び出します
有効時にはLEVELのノブが点灯します
無効時は消灯しPRE-GAIN LEVEL全開とほぼ同等の値になります
音つくり時にはGAINと兼ねあわした設定をオススメします
左フットスイッチを押し有効にしますとオレンジレッドに輝きます
このときは本機のエフェクトが有効になります
背面は左から
INPUTジャック HIGH-CUT スイッチ DCジャック OUTPUTジャック です
INPUTジャックで一点アースを取っていますので
OUTPUTジャックは絶縁タイプです
耐圧25Vのパーツを使っていますので
DCジャックには25V以下の電源入力でお願いします
耐圧を超えた入力は故障の原因になります
通常の9Vセンターマイナス電源で問題なく稼動します
付属品の電池スナップも是非ご利用下さい
HIGH-CUT スイッチを有効にしますと
僅かに可聴高周波域をカットできます
HIGH-CUT が無効になりますと左のノブVOLUMEが点灯します
可聴高周波域をカットしている時は消灯しています
音つくりの際に3ノブをフルアップしたりすると超高域のノイズが出ますが
HIGH-CUTスイッチで解消できます
本機の音の特徴は
ヘッドルームが広いLOW-GAINタイプのOVERDRIVEです
所謂トランスペアレント系と呼ばれるものです
シリコンダイオード4発のクリップ回路により粒が細く
LM833による少し硬めの音で
最終バッファー回路の要したMOS-FET 2SK241によるソフトでクリーンな増幅
ジャキっとしたカッティングを得意とします
魔法のコンデンサを挿しておきました
中を開けたとき 左下にある赤いコンデンサです
一つだけ抜き差しできます
抜いても使用可能です コンデンサの方向性は無いので、是非 抜き差しお試し下さい